競技クラス: 選手 & 選手育成について

競技クラスとは

競技クラスとは、トランポリン競技の技を磨き、選手それぞれが「なりたい自分」を目指すことです。

本来は、どのスポーツでも日頃から厳しいトレーニングを積んで、各種大会においてメダルを獲得することを目標としているかと思いますが、当クラブでは「本人が行きたいところまで、本人が行けるところまでを目指す」ということにしています。

つまり、「自分がなれる最高の自分になろう!」を合い言葉に、自分が目指せる最高のところまで努力しようということになります。

一方、一般クラスのレッスンは、公益財団法人日本体操協会制定の「バッジテスト」を基本に指導をしています。バッジテストは「子供たちの素養つくり」という大きな目的があり、あくまでもトランポリン競技のためだけではなく、自分の体を自由に操ることが出来るようになって、将来どんなスポーツをやることになっても、それらが効果的に活かせるようにします (原則、バッジテストには宙返りは含まれていません)。

競技クラスでは、選手たちが各種大会で高い得点を獲得出来るよう指導していきます。原則、宙返り種目の連続という構成での演技になるため、バッジテストの内容に比べてより高度な技を習得することになります。そのため選手それぞれの取り組み方も一般クラスとは違った気持ちで取り組んでもらうことなります。

これまでの「選手クラス & 選手育成クラス」

選手クラス

  • 火曜日〜土曜日 トランポリンでの練習とトレーニングを含めて 21:30 頃まで活動
  • 公益財団法人 日本体操協会 主催大会へ参加し上位を目指す
  • 日本代表選手を目指す

選手育成クラス

  • 選手の前段階のクラスという位置づけで、選手クラスを目指すためのクラス
  • ある技が習得出来たら「選手クラス」となり、時間も選手の時間で練習
  • 選手の時間より短い時間での活動。特に小学生は早く帰宅出来るよう配慮
  • 原則、各都道府県で開催されるルーカル大会に参加。日本体操協会主催大会も参加可能

これからの「選手クラス & 選手育成クラス」

原則、「選手クラス」に変更はありません。「選手育成クラス」のコンセプトが変更になります。

上記にあるように「ある技が出来たら「選手クラス」となり、時間も選手の時間で練習」とありますが、これはコーチ側から「選手になりなさい」というアプローチでした。

あくまで選手が主体であるということから、選手育成クラスの選手は、「もっと練習がしたい! もっと早く技を覚えたい!」と思ったら、練習の量を自身で選択します。

1) ある曜日の時間を延ばす (選手の終わり時間まで)
2) 週3回以上であることから、4回、5回と週の回数を増やす

上記 1) と 2) は同時に選択しても問題ありません。

例) 水曜日は時間を延ばす 土曜日も練習を増やして、さらに時間も増やすなど

つまり、選手育成クラスの選手は、自由に回数と時間を増やしながら上位を目指していくことになります。
※ただし、一度週の回数を増やしたり、時間を延ばしたら、それらは固定をしていただきます (練習のリズムを作るため)。

また、選手育成クラスの選手は、回数と時間を増やし、選手と同じ回数と時間になったら選手として活動するだけでなく、いつでも希望する時に選手クラスで練習することが可能となります。

その他

選手・選手育成クラスは、競技会で上位を目指していきます。また、競技に携わる選手は、ルールやモラルを守り、「人間力」を向上させながら活動していく必要があります。人間力の定義は非常に難しいですが、どのスポーツであっても、トップ選手に必要とされている力です。

挨拶から始まり、相手に思っていることを伝えるミュニケーション能力の向上、さらには周りと協力し思いやりを持って活動していくことも必要ですので、ある程度厳しく指導をしていきます。その点については、保護者の皆様もご理解とご協力をいただけると幸いです。

最後に、まずは様子を見ながらスタートし、向上心が出て来たらどんどん練習時間を増やして、ぜひトランポリン競技を通じて、生きる力、強い心などを鍛えてもらい、素晴らしい人になっていただきたいと思います。

厚木FUSiONスポーツクラブ
代表 石田正人