世界年齢別トランポリン競技大会 日本代表選考会
2021年5月8日〜9日 群馬県・前橋市で開催された「第8回全日本トランポリン競技年齢別選手権大会」に以下の選手が参加しました!この大会は、11月・12月にアゼルバイジャン・バクーにて開催される「第35回世界トランポリン競技選手権大会」「第28回世界年齢別トランポリン競技大会」の日本代表選考会を兼ねており、全選手が世界年齢別の日本代表にチャレンジしました。
参加選手および大会結果
トランポリン競技の簡単なルール
トランポリンは「技の出来映え (演技点/E-score)」「技の難しさ (難度点/D-score)」「跳躍の高さ (跳躍時観点/T-score)」「中心からの移動 (移動点/H-score」で評価されます。演技点は20点満点、難度点は上限がありません。また、跳躍時間点は1秒1.0点換算なので、高ければ高い程点数が上がります。さらに移動点については、どれだけ安定して中心で演技が出来るかを見ており、10種目のそれぞれから減点されますが、最高は10.0満点です。
つまり、より高く、より難しい技を実施し、より美しく、より安定して演技することで高得点が狙えます。
ちなみに、体操競技と違ってトランポリン競技は、途中で止まってしまうとそこで即終了💦。やり直しが利かない競技なのです。なので、世界チャンピオンであっても、中断してしまうと点数が伸びず優勝することは皆無と言えます
クラブから参加した選手の出来栄えは?!
クラブでは常に「美しい体操」を目指しています。トランポリンはダイナミックな空中戦であるため、難しい技をどれだけ実施しているかに目が行きがちですが、やはり高さをとって、美しい演技が出来なければ勝利はありません。
常に美しく演技するためにトレーニングを積んでいる選手たちですから、大会でもきっちりとした演技をしてくれました。今回は中断した選手もいましたが、全員美しい体操を見せてくれたと思います。
さぁ、次の目標へ!
5月の全日本年齢別が終わると、次は7月に行われる「全日本トランポリン競技ジュニア選手権」が、福島県の郡山市で開催されます。この大会は、10才以下 (小学生以上)、11-12才、13-15才の3カテゴリーに分かれており、各カテゴリーで決められた特別要求が出来れば出場出来るので、当クラブの育成選手からも数名出場する予定です。
全日本ジュニアは、ジュニア選手 (中学生まで) の最高峰の大会ですので、ここで活躍して日本のトップになっている選手も多数います。ぜひがんばって欲しいですね!
石田美咲希選手については、これから12月までの間、世界と戦う準備もしていかなければなりません。前回の東京大会では個人4位、シンクロナイズド3位となりましたが、カテゴリーも上がっていますので、そう簡単に同じ結果を残せないと思います。
世界にはロシア、中国、ベラルーシ、イギリスなどの強豪国がおり、ここに勝つためにはしっかりとしたトレーニングを積んでアゼルバイジャン・バクーに乗り込んでもらいたいです