石田美咲希選手 第28回世界年齢別大会 日本代表に!
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世界年齢別トランポリン競技大会 日本代表選考会

2021年5月8日〜9日 群馬県・前橋市で開催された「第8回全日本トランポリン競技年齢別選手権大会」に以下の選手が参加しました!この大会は、11月・12月にアゼルバイジャン・バクーにて開催される「第35回世界トランポリン競技選手権大会」「第28回世界年齢別トランポリン競技大会」の日本代表選考会を兼ねており、全選手が世界年齢別の日本代表にチャレンジしました。

参加選手および大会結果

15-16才 女子
第2位 石田美咲希 (中3) 94.775
13-14才 男子
第4位 平山徳獅 (中2) 91.110
13-14才 女子
第7位 花房凛 (中2) 88.070
第19位 長澤優来 (中1) 82.810全大会結果
協会ホームページ
リアルタイムスコア
本大会は、11-12才、13-14才、15-16才、17-21才の4カテゴリーに分かれており、国際体操連盟 (FIG) が制定するカテゴリーで得点を競います。さらに、日本で決められた「派遣標準点」を越えて、さらに各カテゴリーで4位までが日本代表に選出されます。
今回は石田美咲希選手は派遣標準点の92.000点を超えて2位に入り、3大会連続 (五輪開催年は未開催のため) で日本代表の座を勝ち取りました!

トランポリン競技の簡単なルール

トランポリンは「技の出来映え (演技点/E-score)」「技の難しさ (難度点/D-score)」「跳躍の高さ (跳躍時観点/T-score)」「中心からの移動 (移動点/H-score」で評価されます。演技点は20点満点、難度点は上限がありません。また、跳躍時間点は1秒1.0点換算なので、高ければ高い程点数が上がります。さらに移動点については、どれだけ安定して中心で演技が出来るかを見ており、10種目のそれぞれから減点されますが、最高は10.0満点です。

つまり、より高く、より難しい技を実施し、より美しく、より安定して演技することで高得点が狙えます。

ちなみに、体操競技と違ってトランポリン競技は、途中で止まってしまうとそこで即終了💦。やり直しが利かない競技なのです。なので、世界チャンピオンであっても、中断してしまうと点数が伸びず優勝することは皆無と言えます

クラブから参加した選手の出来栄えは?!

クラブでは常に「美しい体操」を目指しています。トランポリンはダイナミックな空中戦であるため、難しい技をどれだけ実施しているかに目が行きがちですが、やはり高さをとって、美しい演技が出来なければ勝利はありません。

常に美しく演技するためにトレーニングを積んでいる選手たちですから、大会でもきっちりとした演技をしてくれました。今回は中断した選手もいましたが、全員美しい体操を見せてくれたと思います。

晩ご飯はいつもケヤキウォーク

さぁ、次の目標へ!

5月の全日本年齢別が終わると、次は7月に行われる「全日本トランポリン競技ジュニア選手権」が、福島県の郡山市で開催されます。この大会は、10才以下 (小学生以上)、11-12才、13-15才の3カテゴリーに分かれており、各カテゴリーで決められた特別要求が出来れば出場出来るので、当クラブの育成選手からも数名出場する予定です。

全日本ジュニアは、ジュニア選手 (中学生まで) の最高峰の大会ですので、ここで活躍して日本のトップになっている選手も多数います。ぜひがんばって欲しいですね!

石田美咲希選手については、これから12月までの間、世界と戦う準備もしていかなければなりません。前回の東京大会では個人4位、シンクロナイズド3位となりましたが、カテゴリーも上がっていますので、そう簡単に同じ結果を残せないと思います。

世界にはロシア、中国、ベラルーシ、イギリスなどの強豪国がおり、ここに勝つためにはしっかりとしたトレーニングを積んでアゼルバイジャン・バクーに乗り込んでもらいたいです

 

   

 

 

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