白須篤人くん (南毛利小6) が2つの金メダル!
やりました! 当クラブの白須篤人選手 (南毛利小6) が、個人競技、およびシンクロナイズド競技において、それぞれ金メダルを獲得し、11-12才の部で世界一となりました!
11-12才の部は、最初にシンクロナイズド競技が行われ、安川太真選手 (フリーエアースポーツクラブ) とのペアで臨みました。シンクロナイズド競技では、同時性 (2名の選手の同調性) が点数の多くを占めているため、この点数により勝敗が決まると言っても過言ではありません。緊張もあったのか、予選は全く同時性が取れず、最下位での決勝進出となりました。
本大会に参加するまで、国内での大会での経験や、それぞれのクラブでの練習が功を奏し、決勝では練習の成果が出て同時性も上がり、見事優勝を飾りました!
また個人競技では、第2自由演技で自己ベスト (51.46点) を叩き出し、第1自由演技、第2自由演技の合計で2位に約3.16点の差を付けて決勝に進出。決勝でも期待が高まりました。
決勝では先にウズベキスタンの選手が演技をし50.36点をマークしましたが、白須選手はいつも通り堂々とした演技を行い50.78点。見事優勝を飾りました!
ウズベキスタンの選手は決勝で勝負をかけてきた
合計得点だけを見ると、ただ単に白須選手が得点を上回っただけのように見えますが、実は白須選手の難度点が10.3点、2位のウズベキスタンの選手は11.4点と、予選の段階では1.0点の差がありました。
ただ、その他の得点、特に美しさを採点する演技点と高さの評価 (1秒=1.0点) が大きく上回っていたため、予選は大きく差を付けることが出来ました。
決勝でウズベキスタンの選手は、12.4点と予選よりも1.0点高い難度点で勝負をかけてきましたが、決勝でも白須篤人選手は、安定した美しい演技を行ったこともあり、2.0の差をはね除けて点数を大きく伸ばしました。
これからの白須選手に期待
来年はパリ五輪が開催されますが、オリンピックイヤーは世界選手権、世界年齢別大会は開催されません。次は2025年での開催になりますが、今度は13-14才の部で日本代表を勝ち取る必要があります。
年齢が上がれば上がるほど技も高度になり、世界でのライバルがもっと増えることになるでしょう。それまでにさらに力をつけ「美しい体操」を目指してもらいたいと思います!
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